Clipy ユーザーの方へ

Clipy から乗り換え・移行できる代替アプリ

Tameo(ためお)は、定番の「Clipy」の使い勝手をそのままに、履歴の全文検索・画像内テキストのOCR検索・履歴の暗号化保存を足した、Firebase 等の外部SDKを含まない完全ローカル・無償・オープンソース(MIT)のクリップボードマネージャです。Clipy の挙動を参考にしつつ、コードは流用せず Apple Silicon ネイティブでゼロから作り直しました。Clipy のスニペットはそのまま移行できます。

※ Clipy も 2026-06-20 の 1.3.0 で開発が再開し、Apple Silicon ネイティブ対応・DB刷新が入りました。どちらも良いツールなので「必ず乗り換えるべき」ではなく、検索・OCR・外部SDKなしのローカルが欲しい方への選択肢としてご覧ください。

なぜ Clipy から乗り換えるのか

履歴を検索できる(画像OCRも)

入力するだけで履歴を全文検索でき、日本語IMEや全角半角・かなの表記ゆれにも一致します。さらにコピーした画像やスクリーンショットの中の文字まで、オンデバイスのOCRで検索・貼り付け可能。履歴データベースは AES-GCM で常時暗号化して保存します。Clipy 1.3.0 には、いずれもまだありません。

Firebaseなしの完全ローカル

サーバー・アカウント・解析はもちろん、Firebase 等の外部SDKも一切含みません。履歴はこの Mac の中だけ。MIT ライセンスのオープンソースなので、外部送信が無いことを誰でもコードで確認できます(Clipy 1.3.0 は Firebase を同梱)。

コードは流用しないクリーンルーム実装

Clipy の挙動・仕様だけを参考に、コードは一切流用せずゼロから書き直しました(SwiftUI + SwiftData)。Apple Silicon ネイティブ・署名/公証済み・Sparkleで自動更新の、現代の macOS 向けの作りです。

日本語入力・JIS 配列に強い

JIS 配列・かな入力でも貼り付けが正しく動作し、検索も全角半角・かなカナの表記ゆれを吸収します。海外製ツールにありがちなキー配列のズレがありません(Clipy 譲りの強み)。なお、アプリの表示(UI)は英語です。

Clipy から Tameo への移行手順

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    Tameo をインストールする

    ダウンロードした DMG を開き、Tameo を「アプリケーション」へドラッグします。署名・公証済みなので Gatekeeper の警告なく起動できます。Homebrew なら次のコマンドでも入ります。

    brew install --cask supergodak/tap/tameo
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    アクセシビリティを許可する

    初回起動時に「システム設定 > プライバシーとセキュリティ > アクセシビリティ」で Tameo を有効にします。これは選んだ履歴を最前面のアプリへ直接ペーストするために必要な権限です。Clipy と同じ仕組みです。

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    スニペットを Clipy から引き継ぐ

    Clipy の「スニペットを書き出す(XML)」で snippets.xml を書き出し、Tameo の設定 > Snippets からインポート(⌘⇧B)します。フォルダ構成もそのまま取り込めます。

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    使い方は Clipy とほぼ同じ

    ⌘⇧V で履歴パレットを呼び出し、1〜0 キーで即ペースト。あとは普段どおりコピーするだけで履歴が溜まっていきます。Clipy を使えていた方なら説明書なしで移行できます。

履歴のプライバシーについて

クリップボードの履歴には、メール・住所・業務情報など見られたくない内容も入り得ます。Tameo は履歴をこの端末内だけに保存し、外部へは一切送信しません。パスワードマネージャが「秘匿」と印を付けた項目は最初から記録しません。背景では「どんな種類のデータがあるか」だけを確認し、中身を読むのはあなたが項目を選んだ瞬間だけです。

よくある質問

Clipy 1.3.0 と何が違いますか?
Clipy は 1.3.0(2026-06-20)で開発が再開し、Apple Silicon ネイティブ対応とデータベース刷新が入りました。Tameo にあって Clipy 1.3.0 に無いのは、履歴の全文検索、画像内テキストのOCR検索、履歴データベースの AES-GCM 暗号化保存です。また Tameo は Firebase 等の外部SDKを一切含みません。
Clipy から移行できますか?スニペットは引き継げますか?
できます。Clipy でスニペットを XML に書き出し、Tameo の 設定 ▸ Snippets からインポートすると、フォルダ構成ごとそのまま取り込めます。履歴そのものは移行対象ではありませんが、⌘⇧V でパレットを開いて 1〜0 キーで貼り付ける操作は Clipy とほぼ同じなので、説明書なしで使い始められます。
Homebrew でインストールできますか?
できます。brew install --cask supergodak/tap/tameo で入ります。署名・公証済みの DMG を製品サイトから直接ダウンロードすることもでき、どちらの方法でも Sparkle による自動更新が有効です。
Clipy の代わりとして無償で使えますか?
無償です。MIT ライセンスのオープンソースで、有償版・サブスクリプション・アカウント登録はいずれもありません。
履歴が外部に送信されることはありませんか?
ありません。クリップボードの履歴はこの Mac の中だけに保存し、データベースは AES-GCM で常時暗号化されます。サーバー・アカウント・利用解析・テレメトリはなく、Firebase 等の外部SDKも含みません。ソースコードが公開されているので、外部送信が無いことを誰でもコードで確認できます。